最先端の宇宙望遠鏡に貢献するMERSEN社のSiCミラー技術

最先端を行く望遠鏡技術に貢献するMersen社の技術

 

2019311日 パリ、フランス プレスリリース)

電気機器とアドバンストマテリアルのグローバルエキスパートであるMersen社(ユーロネクスト:FR0000039620-MRNにて登録)は、ESO(ヨーロッパ南天天文台)が運営するELT(欧州超大型望遠鏡)プロジェクトへ参加する意向を表明した。次世代型大型望遠鏡の5番目にして最終となるミラーの完成に貢献する格好となる。

 

Mersen社は以前、イタリアのコンソーシアムAdOpticaによる4番目のミラー用の参照構造の構築タスクに従事した経験がある。今回、プロジェクトを担当するSafran Reosc社がシリコンカーバイド(SiC)ソリューションにMersen社を選定した。

 

Mersenグループの子会社にあたるMersen Boostec社がSafran Reosc社の仕様に合った軽量ミラーブランクをシリコンカーバイドから製造する予定である。シリコンカーバイドは、軽量、堅牢且つ温度変動から受ける影響が非常に小さい安定したセラミクスである。また、その無比の熱弾性安定性から光学機器として人気の高い素材である。

 

Mersern Boostec社は、シリコンカーバイドのエキスパートとして知られており、既に軌道上にある19基を超える全シリコンカーバイド製望遠鏡に採用されている。これらの実績がまさにその専門性を示している。

 

Mersen社は過去20年に渡り、欧州の名門ESA(欧州宇宙機関)が運営するロゼッタ探査、ハーシェル宇宙望遠鏡、ガイアなど各種プロジェクトにおいて宇宙に貢献してきた。そして間もなくNASAJWST(ジェイムズ・ウエッブ宇宙望遠鏡)ミッションに参画することになるだろう。このELT(欧州超大型望遠鏡)プロジェクトはMersenグループにとって地上で参画する宇宙プロジェクトである。

 

ELTについて

ELTとは主要ミラーの直径が39mの超大型望遠鏡である。これにより、天文学(銀河考古学、太陽系外惑星の発見や分類など)の大幅な進歩が期待できる。

 

Safran Reosc社について

Safran Reosc社は、民生用途、軍事用途の両分野における航空宇宙、高性能レーザー、半導体産業といったハイテク分野において高性能な光学設計、製造、インテグレーションを手掛けるSafran Electronics and Defense社の子会社である。

 

ESOについて

ESO(ヨーロッパ南天天文台)は、天文学者に南半球における最先端の地上観測施設を提供するために、欧州5カ国からなる政府間天文学機関として1962年に設立された。

 

Mersen社について

電気機器とアドバンストマテリアルのグローバルエキスパートであるMersen社は、電力、エレクトロニクス、輸送、化学、医療、プロセス産業において、顧客の特殊なニーズを満たし、且つ、製造パフォーマンスを最適化可能な革新的な設計提案ができる企業です。

Mersen社は、従業員数6,900人、35カ国に拠点を持ち、2018年の売上総額879百万ユーロ(日本円換算:約1,100億円、1=125円換算にて)の企業だ。